肺炎球菌ワクチン(自費)
肺炎球菌ワクチン キャップバックス®:肺炎球菌感染症からあなたを守る予防接種
肺炎球菌ワクチン接種を推奨します
肺炎は、日本における死因の上位を占める深刻な病気です。特に、高齢者や、持病をお持ちの方にとって、肺炎球菌による肺炎は重症化しやすく、命に関わる重大なリスクとなります。
みき内科・腎クリニックでは、地域の皆様の健康と安心のため、2025年12月より、最新の肺炎球菌ワクチン「キャップバックス®(Capvaxive、21価肺炎球菌結合型ワクチン)」を採用いたしました。あなたとあなたの大切なご家族を肺炎からお守りします。
肺炎球菌感染症の重症化リスクが高い方
肺炎球菌感染症は誰もが感染する可能性がありますが、特に免疫力が低下している方や、基礎疾患をお持ちの方は、感染しやすく、重症化するリスクが非常に高くなります。
当院では、内科専門クリニックとして以下の疾患をお持ちの患者様へのワクチン接種を強く推奨しております。
| 🔢 | 重症化リスクが高い基礎疾患・状態 |
| 1. | 慢性腎臓病(CKD)や透析を受けている方(当院の専門分野です) |
| 2. | 糖尿病をお持ちで、血糖コントロールが不良な方 |
| 3. | 慢性閉塞性肺疾患(COPD)や喘息などの慢性的な呼吸器疾患をお持ちの方 |
| 4. | 慢性心不全や虚血性心疾患などの心臓病をお持ちの方 |
| 5. | **悪性腫瘍(がん)**の治療中、免疫抑制療法(ステロイドなど)を受けている方 |
| 6. | 65歳以上の高齢者 |
| 7. | 慢性肝疾患(肝硬変など)や、脾臓の機能が低下している方 |
| 8. | 喫煙者の方 |
キャップバックス®(PCV21)のメリット:
キャップバックス®は、成人の肺炎球菌感染症予防の「21価結合型ワクチン」です。従来のワクチンと比較し、現在の流行状況を踏まえた血清型を多く含んでいます。
| 特徴 | 詳細 | 接種のメリット |
| 対応血清型 | 21種類(PCV13/20より広範囲をカバー) | 従来のワクチンではカバーできなかった血清型にも対応し、より広範囲から身を守る効果が期待できます。 |
| ワクチンの種類 | 結合型ワクチン | 免疫の中心であるT細胞が活性化され、長期にわたり質の高い免疫の獲得が期待できます。 |
| 接種回数 | 原則1回接種で長期的な免疫が期待されます | ニューモバックス®のように5年ごとの再接種は通常不要であり、接種負担が軽減されます。 |
他の肺炎球菌ワクチンとの違いと接種スケジュール
| ワクチン名 | キャップバックス® (PCV21) 最新 | ニューモバックス® (PPSV23) | プレベナー® (PCV13/20) |
| 種類 | 結合型 (T細胞応答あり) | 多糖体 (T細胞応答なし) | 結合型 (T細胞応答あり) |
| 対応血清型 | 21価 | 23価 | 13価/20価 |
| 免疫持続 | 長期(通常1回接種) | 約5年(5年ごとの再接種推奨) | 長期(通常1回接種) |
📋 推奨される接種スケジュール
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初めて接種される方へ:
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65歳で定期接種の対象となる方は、まずプレベナー®(PCV20)を接種し、1年後以降にキャップバックス®を追加接種することで、広い範囲を長くカバーする最強の予防体制を築くことができます。
- 66歳以上の方で定期接種の対象でないかたは、キャップバックス®︎の接種で広い範囲をカバーして予防することを推奨します。現在のところは追加接種の必要性はありません。
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過去にニューモバックス®を接種済みの方へ:
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接種から1年以上経過していれば、キャップバックス®の追加接種を強く推奨します。予防範囲が広がり、長期的な免疫獲得が見込めます。
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任意接種と定期接種の違いについて
【重要】
キャップバックス®(PCV21)は、現在のところ 全年齢の成人で 任意接種 (全額自己負担)となります。
| 区分 | 定期接種(プレベナー® PCV20) | 任意接種(主にキャップバックス®) |
| 対象者 | 65歳の方など、特定の年齢や条件を満たす方 | 希望するすべての方(15歳以上の成人) |
| 費用負担 | 公費負担あり(自治体による助成) | 全額自己負担(自費診療) |
接種に関するQ&A
Q1. 糖尿病、心臓病、腎臓病、呼吸器の病気など、持病があってもキャップバックス®を受けた方がいいですか?
A. はい、これらの持病をお持ちの方は、特に接種を強く推奨します。
糖尿病、心疾患(心不全など)、慢性腎臓病(透析含む)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの基礎疾患は、ご自身の免疫力を低下させ、肺炎球菌感染症にかかりやすく、重症化するリスクが非常に高くなります。ワクチン接種は、これらの持病をお持ちの方の命と健康状態を守るための、最も重要な予防策の一つです。
Q2. キャップバックス®は、インフルエンザワクチンと同時に接種できますか?
A. はい、可能です。インフルエンザが流行するシーズンに合わせて、キャップバックス®とインフルエンザワクチンを同時に接種することを推奨しております。
Q3. 以前、ニューモバックス®(PPSV23)を接種しました。キャップバックス®も受けるべきですか?
A. はい、推奨します。 ニューモバックス®接種から1年以上経過していれば、キャップバックス®を追加接種することで、肺炎球菌の広い型に対して免疫を獲得と持続性高める可能性があり、予防効果をさらに高めることができます。
Q4. 任意接種で費用がかかるとのことですが、保険適用にはなりませんか?
A. 現在、キャップバックス®(PCV21)は、予防接種法に基づく定期接種の対象外のため、健康保険は適用されず、全額自己負担(自費診療)となります。
院長からのメッセージ:あなたを守る「予防」へ
この度、成人用の肺炎球菌ワクチンとしてキャップバックス®を採用いたしました。
糖尿病、心臓病、そして私の専門分野である腎臓病といった基礎疾患をお持ちの患者様が、重症な肺炎にかかってしまうことがあります。肺炎は、せっかくコントロールしていた持病を一気に悪化させ、命を脅かします。
ワクチン接種は、病気になってから治療するのではなく、病気になる前に体を守る「予防医療」です。
ご自身の健康状態と接種の必要性について、ぜひ一度、私たちにご相談ください。皆様が健やかに毎日を過ごせるよう、全力でサポートいたします。
接種のご案内
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ワクチン名: キャップバックス®(PCV21)
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費用(任意接種): 15,000円(税込)
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ご予約方法: お電話または受付にて承ります。
